
AI講座の費用比較|主要スクール8社を徹底比較【2026年版】
この記事で分かること:
- 主要AIスクール8社の料金と、給付金適用後の実質負担額
- 在職中・離職中・予算別、どの講座を選ぶべきか
- 給付金で受講料がどこまで下がるか、具体的なシミュレーション
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。料金は2026年2月時点の各社公式サイト掲載価格(税込)です。
AI講座を選ぶ前に知っておきたい5つのポイント
月額1,500円のUdemy講座から、90万円超の転職保証付きスクールまで。AI講座の価格差は想像以上に大きい。
1. 料金だけで選ぶと失敗する
安い講座は動画を見るだけ。高い講座にはメンターが付き、実装演習がある。差額はサポートの厚さとアウトプットの質に直結する。
転職やキャリアチェンジが目的なら、ポートフォリオ制作支援があるスクールを選びたい。独学の補完なら、Udemyの1,500円講座でも十分だ。
2.「AI活用」と「AI開発」で講座が全く違う
AI講座は大きく2つに分かれる。
| 種類 | 目的 | 主な学習内容 | 対象者 |
|---|---|---|---|
| AI活用系 | 業務でAIを使う | ChatGPTや生成AIのビジネス活用、プロンプト設計 | 非エンジニア全般 |
| AI開発系 | AIを作る側になる | Python、機械学習、ディープラーニング、E資格 | エンジニア志望 |
ChatGPTを仕事で使いこなしたいのに、Pythonの機械学習講座を受けても遠回りになる。目的と講座の種類が噛み合っているか、最初に確かめよう。
3. 給付金対応かどうかで実質費用が激変する
教育訓練給付金を使えば、受講料の最大80%が戻ってくる。79万円の講座が実質16万円以下になる。
ただし全講座が対象ではない。厚生労働省の認定を受けたコースだけだ。給付金対応かどうかは、講座を選ぶうえで最初に確認すべき項目だろう。
制度の詳細と申請手順は教育訓練給付金でAI講座を受ける方法にまとめている。
主要AIスクール費用比較表【2026年2月時点】
8社の料金を並べた。まずは全体像を掴んでほしい。
オンラインスクール系(メンター付き)
| スクール | コース | 受講期間 | 定価(税込) | 給付金適用後 | 給付金種類 |
|---|---|---|---|---|---|
| Aidemy Premium | AIアプリ開発 | 3ヶ月 | 528,000円 | 105,600円〜 | 専門実践 |
| Aidemy Premium | E資格対策 | 3ヶ月 | 327,800円 | 65,560円〜 | 専門実践 |
| キカガク | AI・DS人材育成 | 6ヶ月 | 792,000円 | 158,400円 | 専門実践 |
| キカガク | 生成AIビジネス実践 | 2ヶ月 | 264,000円 | 52,800円 | 専門実践 |
| テックアカデミー | AIコース | 8週間 | 240,900円 | 約87,600円 | リスキリング補助金 |
| テックアカデミー | AIコース | 16週間 | 350,900円 | — | — |
| DMM WEBCAMP | 専門技術コース | — | 910,800円 | 270,800円 | 専門実践 |
| DMM WEBCAMP | 学習コース(AI) | 4週間 | 169,800円 | 61,746円 | リスキリング支援 |
MOOC・動画学習系(自習型)
| サービス | 料金体系 | AI講座の価格帯 | 給付金 |
|---|---|---|---|
| Udemy | 買い切り | 定価2,600〜27,800円(セール時1,300〜1,500円) | 非対応 |
| Coursera | 月額制 | $39〜$59/月(年額$399) | 非対応(独自Financial Aid有) |
※Aidemy Premiumは2026年6月30日にサービス終了予定との情報あり。検討中なら公式サイトで最新状況を確認してほしい。
オンラインスクール系の詳細比較
Aidemy Premium — E資格対策に強い
6ヶ月・9ヶ月プランには学び放題制度がある。AIアプリ開発、データ分析、自然言語処理、E資格対策の全4講座を追加料金なしで受けられる仕組みだ。
E資格対策は3ヶ月で327,800円、給付金を使えば実質65,560円〜。合格保証が付く。
ただし2026年6月30日にサービス終了予定と報じられている。受講するなら、終了前に修了できるかスケジュールを確かめたい。
キカガク — 生成AI講座が充実
長期コースは6ヶ月792,000円。前半3ヶ月がインプット、後半3ヶ月でオリジナルアプリを作る。受講者は全教材を無制限で使える。給付金で実質158,400円。
もうひとつ、生成AIビジネス実践コースが2ヶ月264,000円。非エンジニアが生成AIをビジネスで使えるようになる内容だ。給付金で実質52,800円。
Python基礎入門など8講座は無料。ここから試して、合いそうなら有料に進む手もある。
テックアカデミー — 短期集中で安い
4週間185,900円からと、スクール系では最安クラス。8週間プランならリスキリング補助金で実質約87,600円。
メンターは全員が現役エンジニアで、採用通過率は約10%。週2回のマンツーマンメンタリングがあり、回帰モデルの作成やAmazonレビュー分析といった実践課題に取り組む。
無料体験後1週間以内に申し込むと1万円割引。焦る必要はないが、体験だけでも先に受けておくとよい。
DMM WEBCAMP — 転職保証が魅力
専門技術コース910,800円は、Web開発とAIまたはクラウドを組み合わせた転職向けカリキュラム。給付金で実質270,800円。転職保証が付く点が他にない強みだ。年齢制限や返金条件は公式サイトで確認を。
学習コースは4週間169,800円から。リスキリング支援で実質61,746円〜。転職ではなく学習が目的ならこちらで十分だ。
格安・無料で学べるAI講座
スクールだけが選択肢ではない。
Udemy — セール時なら1,500円前後
買い切り型の動画学習プラットフォーム。AI講座は定価2,600〜27,800円だが、月に数回のセールで1,300〜1,500円まで下がる。
人気講座:
- みんなのAI講座 ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習
- みんなの生成AI/AIエージェントアプリ開発講座
メンターはいない。自分で手を動かせる人向けだ。1,500円で試して物足りなければスクールに切り替える、というやり方もある。
Coursera — 海外一流大学の講座を月額制で
Google AI EssentialsやDeepLearning.AIのスペシャライゼーションなどが揃う。月額$39〜$59、年額$399。
英語ができるなら、世界トップクラスの教材が手頃に使える。7日間の無料トライアルあり。日本の教育訓練給付金は使えない。
給付金で講座費用はどこまで下がる?実質負担額シミュレーション
AI講座で使える給付金は、主に専門実践教育訓練給付金だ。
教育訓練給付金の3種類と給付率
| 種類 | 給付率 | 上限額 | AI講座での活用度 |
|---|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 20% | 10万円 | △(IT系基礎資格向け) |
| 特定一般教育訓練 | 50% | 25万円 | △(一部IT講座) |
| 専門実践教育訓練 | 最大80% | 年間64万円 | ◎(主要AIスクール対応) |
専門実践は段階的に給付率が上がる。
- 修了時:受講料の50%が戻る(上限40万円/年)
- 修了後1年以内に就職:+20%で合計70%
- 賃金が5%以上上昇:+10%で合計80%(2024年10月の改正で追加)
雇用保険に通算2年以上加入していることが条件だ。申請手順の詳細はAIリスキリング助成金・給付金ガイドを参照。
スクール別・実質負担額シミュレーション表
専門実践教育訓練給付金を50%で適用した場合の試算を載せる。

| スクール・コース | 定価 | 給付金(50%時) | 実質負担額 |
|---|---|---|---|
| Aidemy Premium 3ヶ月 | 528,000円 | 264,000円 | 264,000円 |
| キカガク 6ヶ月 | 792,000円 | 396,000円 | 396,000円 |
| テックアカデミー 8週 | 240,900円 | 約168,600円(リスキリング70%) | 約72,300円 |
| DMM WEBCAMP 専門技術 | 910,800円 | 640,000円(上限適用) | 270,800円 |
就職まで達成すれば70〜80%還付になる。Aidemy Premium 3ヶ月は実質105,600円〜まで下がる計算だ。
状況別おすすめ講座の選び方
在職中で平日夜・休日に学びたい人
キカガク 生成AIビジネス実践コース(2ヶ月・実質52,800円)
受講期間が短く、生成AIのビジネス活用に絞っているので今の仕事にすぐ活かせる。給付金込みで5万円台。在職中の人が手を出しやすい。
離職中で集中的に学びたい人
DMM WEBCAMP 専門技術コース(実質270,800円)
転職保証があり、Web開発とAIの両方を学べる。離職中なら教育訓練支援給付金による生活費の支援も使える可能性がある。
予算10万円以下で始めたい人
テックアカデミー AIコース 8週間(リスキリング補助金で実質約87,600円)
メンター付きスクールで10万円を切る。もっと安く始めたいなら、Udemyのセール時1,500円やキカガクの無料講座がある。
AIエンジニアへの転職を目指す人
Aidemy Premium 6ヶ月 + E資格対策
E資格はAIエンジニアの採用で評価される。Aidemy Premiumの6ヶ月プランなら学び放題でE資格対策まで受講できる。サービス終了予定には注意が必要で、代わりにキカガクの長期コース6ヶ月も候補になる。
よくある質問
Q. AI講座は独学では無理ですか?スクールに通う必要はありますか?
独学で身につけた人もいる。Udemyや書籍で始めて、つまずいたらスクールに移行する流れが無駄がない。体系的なカリキュラムやメンターへの質問環境、ポートフォリオ制作の支援が欲しいなら、スクールに通う価値はある。
Q. 給付金の申請は難しいですか?
5段階の手続きを踏む。訓練前キャリアコンサルティング→ジョブ・カード作成→ハローワークで受給資格確認→講座受講→修了後にハローワークへ申請。事前準備に2〜3週間はかかる。受講開始日から逆算して早めに動くのがコツだ。詳しくは教育訓練給付金でAI講座を受ける方法にまとめた。
Q. プログラミング未経験でもAI講座についていけますか?
AI活用系ならコーディングは不要。キカガクの生成AIビジネス実践コースやSHIFT AIはプログラミングなしで受講できる。AI開発系を受けるなら、Progateなどで基礎を触ってからにしたい。
Q. 講座を修了すればAI関連の仕事に就けますか?
修了しただけでは難しい。ポートフォリオ、つまり成果物を見せられるかが採用の分かれ目になる。DMM WEBCAMPやキカガクの長期コースはカリキュラム内でポートフォリオを作る。日本企業の85.1%がDX推進人材の不足を感じている(IPA「DX動向2025」)。需要そのものは大きい。